こんにちは、宝塚ファン歴30年、ヅカちゃんです。
本日のテーマは「宝塚の公演ポスターから読み解く、雪組新体制について」です。
宝塚歌劇では、劇場の大小にかかわらず、公演ポスターというものがあります。
関西地区では、阪急電車の駅や構内、電車内の広告などで、目にする機会がありますね。
JR西日本管内でも、電車の中吊り広告に掲載されていることがあります。
ポスターは、いつ、何組が、どんな公演を行うのか、あらすじなどの作品の内容が載っています。
公演のイメージが感じられるので、私は、公演ポスターを見て、観る演目を決めることが結構多いです。
公演のイメージを伝えるポスターですが、ポスターから感じられることって、それだけではないんですよね。
そのひとつが、組の体制について。
今回は、ポスターから推測する、組の体制についてお届けします。
朝美絢は２番手に！大人気コミック「シティーハンター」が宝塚で舞台化！宝塚雪組、新トップスターは彩風咲奈、トップ娘役は朝月希和！お披露目公演！
大人気コミック「シティーハンター」が初めて、雪組が舞台化！
週刊少年ジャンプで連載され、累計発行部数が５０００万部を超えるという大人気コミック「シティーハンター」が初めて舞台化されることになりました。
前雪組トップスター望海風斗さんから組を引き継ぎ、雪組の新トップスターとなったのは、彩風咲奈（あやかぜさきな）さん。トップ娘役には、朝月希和（あさづききわ）さん。
新生雪組トップコンビの大劇場お披露目公演が「CITY HUNTER」です。
朝美絢が２番手に！宝塚雪組公演「シティーハンター」公演ポスター。朝美絢の同期は、星組トップ礼真琴！花組トップ柚香光！月組トップ月城かなと！
宝塚大劇場での雪組公演「CITY HUNTER」のポスター。
私は、このポスターがとても気になってしまいました。
「シティーハンター」のポスター、何が気になったかというと、ポスターに、朝美絢（あさみじゅん）さんが載っていたんです。
公演ポスターには、トップスターとトップ娘役、２番手が載っている！
大劇場の公演ポスターというのは、トップスター、トップ娘役、２番手が載っています。
公演によっては、主要な役柄の人たちが載っている場合もあります。
組の顔は、トップスターであるのは間違いないのですが、トップスター・トップ娘役のトップコンビ、さらに２番手を含めた３人が、組を代表する顔となります。
宝塚歌劇の公演ポスターは、組の代表者として顔を出し、対外的に表現されるものです。
ポスターは、組の体制を示すもの、各組の体制がわかるものであると、私は感じています。
劇団の方針が暗に示されているんじゃないのかなと思っています。
そもそも、組の体制というのは、退団者が出たときに変わっていきます。
特に、トップスターやトップ娘役が退団するときは、組の顔が変わるタイミングなので、今後の方針も大きく変わりますよね。
また、トップスターが退団する際は、同時に退団する人が多い傾向があります。
このとき、トップスターを支えてきた有力な上級生が、トップスターと一緒に退団することが結構よくあるんですよね。
トップスターや主要な役に抜擢されていた上級生が退団するとなると、これまでの組のピラミッドが大きく変化することになるんです。
組の体制が大きく変わるタイミングということになりますよね。
新しくトップスターが就任するということは、新たな体制が築かれ、組のイメージも新しくなるということでもあります。
トップスターのお披露目公演のポスターは、新体制とこれからの組のイメージを表すと言っても過言ではない！と私は考えています。
９５期の朝美絢（あさみじゅん）が２番手昇格！雪組公演「シティーハンター」
宝塚歌劇雪組公演「シティーハンター」は、新トップスター彩風咲奈（あやかぜさきな）さんが、組全員を率いて上演される、初めての公演。
雪組が新しいスタートを切る公演となります。
新生雪組の大劇場公演「シティハンター」。
トップスター、トップ娘役、２番手が載るとされるポスターに、朝美絢（あさみじゅん）さんが載っている！これは、朝美絢（あさみじゅん）さんが２番手への昇格が確実になったと言えますね。
朝美絢（あさみじゅん）は９５期生！
同期には、星組トップスター礼真琴（れいまこと）さん、花組トップスター柚香光（ゆずかれい）さん、次期月組トップスター月城かなと（つきしろかなと）さんがいます。
他にも、花組水美舞斗（みなみまいと）さん、星組瀬央ゆりあ（せおゆりあ）さん、宙組桜木みなと（さくらぎみなと）さんがいて、これからますます活躍が期待されています。
朝美絢がトップ就任となれば、２０年以上ぶりに同期のトップスターが勢揃い？！
少し気が早いですが、雪組で朝美絢（あさみじゅん）さんが２番手になり、順当にトップスターに昇格できるとしたら・・・
なんと、５組中４組で９５期生がトップスターに！
同期で同時期にトップスターになっていたのは、７１期生の４人がトップスターとして活躍していた、２０年前まで遡ることになります。（１９９８年から２００１年まで）
花組 愛華みれ（あいかみれ）さん、月組 真琴つばさ（まことつばさ）さん、雪組 轟悠（とどろきゆう）さん、星組 稔幸（みのるこう）さん。
この４人の方々は、華の７１期、四天王とも呼ばれていたようです。
同期にトップスター候補が集まるというのは、ずいぶん特殊なことです。
各期から、トップスターが何人出ているかをみてるとわかりますが、トップスターが出ていない期もあるほどですから、１〜２人出るのが普通。
３人以上、それも、４人も５人もトップスターになるなんて、ほとんどありえないことです。
９５期生が宙組のトップスターになったなら、５組コンプリート！
人材豊富な９５期！
現在も、２番手や主要なポストについている生徒さんが多いですね。
これだけ抜擢が続いているなら、史上初！５組コンプリート！なんてこともあるんじゃないかと、私は勝手に考えています。
そして、２０２４年宝塚歌劇団１１０周年。
このタイミングがコンプリートのタイミングになるんじゃないか、と私は予想しています。
宝塚も１１０周年に向けて、新たな体制で動き出しているのかもしれませんね。
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