こんにちは。
宝塚ファン歴30年、ヅカちゃんです。
宝塚歌劇を徹底解剖!
私は、お芝居、ミュージカル作品も好きなのですが、やっぱり、レビュー・ショー推し。
タカラヅカといえば、なんといっても、絢爛豪華な舞台ですよね。
スパンコールのついたきらびやかな衣装で、歌ったり、踊ったりする場面が繰り広げられる、レビューやショーは、タカラヅカならでは!
今回は、私、ヅカちゃんの、おすすめのレビュー・ショーについて、お話したいと思います。
宝塚のレビュー・ショーといえば?
まずは、私が考える宝塚らしいレビュー・ショーについて、お話します。
その1 夢の時間を感じられる
時を忘れ、作品の世界観にのめり込んでしまう。
宝塚をみているひとときの間、日常という現実から離れ、夢をみているような感覚があります。
普段の生活での慌ただしさやモヤモヤが、宝塚をみているひとときの間は忘れることができるんですよね。
現実ばかりでなく、たまには、夢の世界に浸るのもいいものです。
その2 レビューやショーが終わろうとするとき、なんとも言えない寂しさが出てくる
夢の時間を感じられるのも、55分間。
レビューやショーが終わろうとするときというのは、夢の世界から、現実に戻る時間が刻一刻と迫ってくる時間でもあります。
世界観に入り込んでいればいるほど、この夢の時間が終わらないでほしい!!と思ってしまうんですよね。
だからこそ、終わってほしくないのに、終わってしまう、現実に戻らなければいけない、夢の時間ももう終わり、魔法がとけてしまうような、なんとも言えない寂しさを感じます。
特に、レビューやショーの最後の場面であるパレード。
このパレードがはじまるときが、なんとも言えない寂しさを感じるんです。
パレードというのは、出演者全員が揃い、ご挨拶をする場面。
終わってほしくないとどんなに願っても、その願いは叶わない。泣いても笑ってももう終わり。
エトワールが大階段に立ち、シーンとした劇場で、第一声が聞こえた瞬間が、終わりの始まりの合図。
シンデレラの魔法がとける、0時を知らせる鐘の音が鳴り響く感じと近いかもしれません。
夢の時間の終わりを告げる鐘の音、ならぬ、エトワールの声。
その3 帰りの道中で、主題歌をつい口ずさんだり、鼻歌で歌ってしまう
宝塚のレビューやショーというのは、なんというか、すごいマジックがあるんですよね。
それが、終わった後に、主題歌が頭の中でリピート再生しまくること!
たった1回、公演をみただけなのに、なんとなく歌詞が覚えられて、リズムが頭に残るという不思議。
J-POPでいうところのサビ部分は、特に盛り上がるところなので、かなり印象に残ります。
さらに、印象的なフレーズや歌詞が特徴的なものだと、勝手に脳内に取り込まれている感覚です。
ある一部分だけ脳内再生し続け、ついつい口ずさんでしまったり、鼻歌になってしまったりするんですよ。
つい口ずさんでしまうほどの、宝塚マジックにかかり、また観たい!行きたい!と思ってしまう。
こうなったら、もう宝塚沼にハマったといっても過言じゃありませんね。
その4 見終わった後の幸福感
パレードのはじまりでは、なんとも言えない寂しさを感じつつも、パレードが終わり、緞帳が降りるときには、結局、幸せな気持ちになって、見終わるんです。
そして、あぁ、楽しかったな〜、観劇できてよかったな〜、もう胸いっぱい、そんな感情が出てきて、幸せな気持ちになります。
特に、前半のお芝居がハッピーエンドじゃないとき、ドヨーンとした空気感が劇場の空間を覆います。
あぁ、なんか、すごく重たい。苦しい。そんなことを感じるお芝居もあります。
ですが、後半のレビューやショーは、前半のお芝居でどんな暗い空気感になったとしても、そのすべてを吹き飛ばすようなすごいエネルギーがあるんです!
それは、生徒さんたちの溢れるエネルギーそのもの。
生徒さんひとりひとりの個性やエネルギーを感じると同時に、組全体の勢いや一体感、組としての大きなエネルギーが感じられ、波にのまれている感じです。
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