真風涼帆さん退団公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』を観劇してきました。

こんにちは、ゲキちゃんです。
2月に引き続き、真風涼帆さんの退団公演
『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』を観劇してきました。

漢、真風涼帆さんをこれで宝塚で見れなくなってしまうなんて、ほんと悲しく切なくなります。
和央ようかさん、柚希礼音さんに次ぐ、長期のトップだった真風涼帆さん。
本当になんだか、寂しく切ないですね。

真風涼帆さん退団公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』の内容

『カジノ・ロワイヤル』はいわずとしれた、イアン・フレミング原作の『007/カジノ・ロワイヤル』。
007のカジノ・ロワイヤルといえば、近年ではジェームズ・ボンド役をダニエル・グレイブが演じ、クールで情熱で、ワイルドな感じが見事に表現された007でしたよね。

映画『007/カジノ・ロワイヤル』は、ダニエル・グレイブ版の傑作中の傑作と呼ぶべき、作品。敵役のル・シッフルとの駆け引きしかり、ヴェスパーとの関係性しかり、ダニエル・グレイヴ版の伏線が多数散りばめられた作品でした。

この作品を見ていると、もしかすると、今回の真風涼帆さん演じるジェームズ・ボンドは少し物足りなく感じるかもしれません。小池先生も、パンフレットで語っているように、本作は過激なボンド・ファンからすると、「トンデモ・ボンド」「どこがカジノ・ロワイヤル」と異論がでることを覚悟で、宝塚のファンタジーを付与された作品となっています。

今回の話も、小池先生は、MI6の前身であるSISを調べていたときに、ロシア革命のときに、ニコライ2世の従兄弟のジョージ5世が皇族救出のために密使を送ったことをバッグボーンとしているとのこと。

そのため、一旦映画、ダニエル・グレイブ版の「007」からは切り離して、小池先生、真風涼帆さん版の新しい「007」とすると、この作品はよりみやすいかなと思います。

真風涼帆さん退団公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』のヒロインは、潤花のデルフィーヌ、それとも次期トップの春乃さくらのヴェスパー?

次期トップの芹香斗亜さんの相手役として、次期トップの娘役の春乃さくらさん。
春乃さくらさんが、映画のヒロイン、ボンドガールであるヴェスパー役をやると決まったことから、
次期トップ娘役のトップフラグだったということでした。
私も、そうなるのではと観劇前は思っていたのですが、実際に宝塚版『カジノ・ロワイヤル』では、ジェームズ・ボンドとヴェスパーは、恋愛的なことは何も起こりません。むしろ、ヴェスパーはマティスと結ばれるという展開に、、、、

そのため、今回のヒロインは、潤花さんが演じるデルフィーヌです。
デルフィーヌは、ロマノフ家の公女で、大公女として相続人です。
当初は、学生活動家の桜木みなとさん演じる、ミシェルに恋をしていますが、ストーリーが進行していくうちに、ジェームズ・ボンドに恋をしていきます。

真風涼帆さん退団公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』の見どころは?

本作で最後になる真風涼帆さんの漢道。男役道がやはり見どころ。
完熟された演技、振舞い、演技。すべてにおいて、みどころになるかと。

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