こんにちは。
宝塚ファン歴30年のヅカちゃんです。
現在放送中、朝の連続テレビ小説「おちょやん」にも出演した、明日海りおさん。
明日海りおさん主演で、2014年に上演された『エリザベート』は、明日海りおさんのトップスターとしての初めての公演でした。
トップスターになって、初めての本拠地・宝塚大劇場での公演。
トップスターとしてのお披露目公演というのは、とても特別なものなんですよね。
トップスターの証、宝塚の代名詞でもある大きな羽を背負って、大階段をおりてくる姿を、ファンが初めて目にすることができる公演。明日海さんファンだけでなく、新たなトップスター就任をお祝いするファンにとって、待ちに待った公演なんですね。
今回は、「2014年に明日海りおさんが主演のトートを演じた、エリザベート花組公演について」、お届けします。
- エリザベート明日海りおトート!2014年宝塚歌劇団100周年!お披露目公演!
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!花組公演のキャストは?
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころは?
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!明日海りおトートのみどころは?
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころは?蘭乃はなエリザベートのみどころは?
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころ、北翔海莉フランツのみどころは?
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころ、望海風斗ルキーニのみどころは?
- エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころ、気になる娘役さんは?
エリザベート明日海りおトート!2014年宝塚歌劇団100周年!お披露目公演!
公演概要はこちら。
宝塚歌劇 花組公演 三井住友VISAカードミュージカル 『エリザベート』
脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
https://www.smbc-card.com/takarazuka/special/back.html
潤色・演出/小池 修一郎
明日海りお・蘭乃はなトップコンビお披露目公演で、トップ娘役・蘭乃はなさんはこちらの公演で退団されました。
明日海さんと蘭乃さんは、下級生時代は月組で過ごされています。
月日が経ち、他組でトップコンビとして組むことになるとは、下級生時代には想像もできないことかもしれませんね。
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!花組公演のキャストは?
●メインキャスト
トート(死、黄泉の帝王):明日海りお
エリザベート:蘭乃はな
フランツ・ヨーゼフ:北翔海莉(専科)
ルイジ・ルキーニ:望海風斗皇太后ゾフィー:桜一花
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2014/elisabeth/cast.html
マックス公爵(エリザベートの父):悠真倫(専科)
グリュンネ伯爵(皇帝の側近):高翔みず希
エルマー・バチャニー:瀬戸かずや
シュテファン・カロリィ:鳳真由
ルドルフ:芹香斗亜
ジュラ:柚香礼
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころは?
エリザベートは、宝塚歌劇でも人気の公演です。
過去に何度も上演されているエリザベートは、各トップスターさんの個性が感じられる作品です。
トートの印象をどう表現するか?どんな役にしていくのか?
長髪のかつらやメイク、肌の色、質感も含めて、どれをとっても、それぞれのこだわりが感じられ、ポスターを見比べると、それぞれのトップスターさんのこだわりが感じられますよ。
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!明日海りおトートのみどころは?
死・黄泉の帝王 トートを演じる明日海りおさん。
明日海りおさん演じるトートは、銀色の長い髪に、青色のメッシュが入っています。
メイクは、眉毛やアイラインがはねあげられていて、威厳、強さ、恐怖を感じさせるような印象です。
死ということもあり、くちびるの色は消されていました。
明日海りおさんは、月組時代に、瀬名じゅんさんのトート役時代に、ルドルフ役をやっていたのも印象でしたね。その明日海りおさんが、トート役をやるというのは、ファンにとって待望の瞬間でした。
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころは?蘭乃はなエリザベートのみどころは?
この公演で退団となった蘭乃はなさん。
彼女の尊敬している人は、花總まりさんと言われています。花總まりさんは、1996年エリザベートの初演でエリザベートを演じた方で、1998年宙組公演でも再びエリザベートを演じています。
尊敬する方と同じ役をできたこと、宝塚歌劇団を退団する公演であったことを考えると、
思い入れのある役だったのではないでしょうか。
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころ、北翔海莉フランツのみどころは?
オーストリア皇帝 フランツ・ヨーゼフは、当時専科に所属していた北翔海莉さんが演じられました。
北翔海莉さんは、歌がお上手な方ですよね。
エリザベートとの出会いの場面、若い頃を演じているときの声は、軽やかで、純粋な印象が感じられます。プロポーズをする場面では、柔らかい声と1本筋の通った強さも感じられる声だと感じました。柔らかい声では、エリザベートを包み込もうとする優しさを、筋の通った強い声では、自分の気持ちを真摯に伝えようとする、真面目さや覚悟を感じるようでしたね。
ちなみに、北翔さんは84期、明日海りおさんは89期です。
北翔さんは2006年まで月組に所属し、その後、宙組へ組替えになっているので、月組下級生時代の明日海さんを知る存在。専科から特別出演という形で、下級生の新トップスターを支える役割を果たされていました。
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころ、望海風斗ルキーニのみどころは?
ミュージカル・エリザベートの物語では、全体のストーリーテラーの役割を担っている重要な役が、ルキーニという役です。ルキーニが裁判にかけられ、法廷で尋問を受けている場面からスタートします。
2014年の花組公演では、元雪組トップスターの望海風斗さんがルキーニを演じられました。
望海ルキーニは、セリフの一声目を発した時点で、一気に物語に引き込むような印象でしたね。
観客を、一瞬にして、エリザベートの世界観に誘う。役のエネルギーの強さを感じました。
過去にルキーニを演じたトップスター
ちなみに、この重要な役であるルキーニを過去に演じた方は、ほぼみなさんがトップスターになっています。この役はトップスターへの道が拓ける役とも言えますね!
初演は、先日宝塚歌劇団を退団された、元理事の轟悠さんでした。
【OG】
1996年雪組公演 轟悠
1996年星組公演 紫吹淳
1998年宙組公演 湖月わたる
2002年花組公演 瀬名じゅん
2005年月組公演 霧矢大夢
2007年雪組公演 音月桂
2009年月組公演 龍真咲
2014年花組公演 望海風斗
2016年宙組公演 愛月ひかる
【現役生】
2018年月組公演 月城かなと/風間柚乃
直近で上演された、2018年月組のエリザベートでは、現月組トップの月城かなとさんがルキーニを演じられました。
さらに、2018年月組のエリザベートでは、数日間の代役ではあるものの、風間柚乃(かざまゆの)さんもルキーニを演じられています。
風間柚乃さんの今後にも期待ですね!
エリザベート明日海りおトート!宝塚歌劇100周年のタイミングでお披露目!お披露目公演のみどころ、気になる娘役さんは?
娘役さんも印象に残った方がたくさんいましたね。
今回は3人の娘役さんに注目!
まずは、のちにトップ娘役となる花乃まりあさん。
この公演では、エトワールに抜擢されていました。
エトワールというのは、公演の最後の場面での役割の一つです。
宝塚では、出演者が勢揃いして、観客のみなさんにご挨拶していくという、パレードという場面があります。ミュージカルでいう、カーテンコールのようなもの。
全出演者の先陣を切って歌い始める、最後の場面を担う、重要な役割です。
蘭乃はなさんが退団し、次回作からのトップ娘役就任が決まっていたので、こういった重要な役割が任されたのではないでしょうか。
ちなみに、トップスターさんが大きな羽を着けているのは、このパレードの場面のみです。
全出演者の最後に、大きな羽を背負って大階段を降りてくるトップスターさんは、なんというか、神々しさをも感じられます。
このパレードの場面は、「宝塚を観た!!!」と実感が沸く場面でもありますよ。
つぎに、花乃まりあさんの後にトップ娘役になる、仙名彩世さん。
晩年のエリザベートに絡む役で出ていました。歌に定評がある方で、やっぱりお上手だな〜と感じましたね。歌の実力が存分に発揮されていたように感じましたね。
そして、前・雪組トップ娘役である、真彩希帆さん。
2014年当時は、花組に在籍していた真彩さん。入団から3年目でしたが、歌う場面が割り当てられていて、当時から、得意な歌で抜擢されていたことがわかりますね。
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