こんにちは、宝塚ファン歴30年、ヅカちゃんです。
祖母、母の影響で幼少期から宝塚が大好きです。
本日のテーマは「エリザベートガラコンサート」です。
宝塚歌劇団による日本初演から25周年となる今年、宝塚歌劇版の歴代キャストを中心とした『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』が上演されました。
上演期間は、梅田芸術劇場 2021年4月5日(月)〜4月11日(日)、東急シアターオーブ 2021年4月17日(土)〜5月5日(水)でした。
4都府県の緊急事態宣言を受け、4月28日(水)から5月5日(水・祝)までの公演が中止されることが決定。 ライブ配信は、無観客ライブとして配信されるようで、追加での配信が決定したとのことです。
エリザベートとは?
ミュージカル「エリザベート」は、ハプスブルク帝国 最後の皇后 エリザベートの生涯を描き、1992年にウィーンで初演されました(ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイ作)。
ウィーン初演以来、世界各国で上演が続けられているミュージカルです。
日本では、各国での上演に先駆け、小池修一郎の潤色・演出で、1996年宝塚歌劇団雪組にて初演。
これまでに、花・月・雪・星・宙の5組、各組で、計10バージョンが上演された、宝塚歌劇を代表する大ヒットミュージカルです。
エリザベート初演から25周年のスペシャルコンサートとして、大阪と東京で公演が行われます。
ライブビューイング、ライブ配信があり、お家でも公演が楽しめるようになっています。
エリザベートガラコンサート・キャスト
それでは、エリザベートガラコンサートのキャストを見ていきましょう。
麻路さき・稔幸・えまおゆう・姿月あさと・和央ようか・白城あやか・湖月わたる・月影瞳・彩輝なお・安蘭けい・春野寿美礼・朝海ひかる・大空ゆうひ・瀬奈じゅん・水夏希・大鳥れい・霧矢大夢・紫城るい・北翔海莉・白羽ゆり・凰稀かなめ・朝夏まなと・夢咲ねね・望海風斗・明日海りお・蘭乃はな・愛希れいか・実咲凜音・花乃まりあ・初風緑・彩吹真央・出雲綾・嘉月絵理・越乃リュウ
https://www.umegei.com/elisabethgala25/cast.html
【特別出演】悠真倫(宝塚歌劇団 専科)
こう名前をあげるだけでも、豪華ですね。
トップスター、トップ娘役さんが大集結!みなさん、エリザベートに縁がある方。
私的に、あのお方も、あのお方も、、、と名前みるだけでも、テンションがあがっていきます。
さらに、実際の公演では見られなかった組み合わせが楽しめるのも、ガラ・コンサートならではですね。
エリザベートガラコンサート ライブ配信 ’14花組・明日海りおver.キャスト
エリザベートガラコンサートの’14花組・明日海りおver.キャストは、コチラ。
こちらの公演は、なんといっても、元花組トップ明日海りおさんに加え、退団まもない元雪組トップの望海風斗さんのルキーニ。もう豪華すぎますよね。
宝塚では実現できなかったコンビが、このガラコンサートでは豪華キャスティングで、組まれるのがもう、テンション高くなってしまいます^^
さらに、北翔海莉(元星組トップ)ってもうね、ファンにはたまらないですよね。
トート:明日海りお(元花組トップ)
https://www.umegei.com/elisabethgala25/cast.html
エリザベート:花乃まりあ(元花組トップ娘役)
フランツ・ヨーゼフ:北翔海莉(元星組トップ)
ルキーニ:望海風斗(元雪組トップ)
ルドルフ:蒼羽りく
ゾフィー:純矢ちとせ
マックス:悠真倫
リヒテンシュタイン:芽吹幸奈
少年ルドルフ:桜舞しおん
マダム・ヴォルフ:大月さゆ
エリザベートガラコンサート フルコスチューム’14花組・明日海りおver.のライブ配信
エリザベートガラコンサート 明日海トートの印象
エリザベートガラコンサートの明日海りおトートは、美しいトート。
明日海りおさんのしっかりと白く塗られたメイクで、血色がない、<死>という印象を強くしている印象。歌は、宝塚花組で演じられていた時よりも、ますます磨きがかかっているように感じました。
「闇が広がる」では、歌声から、闇の深さと広がりが感じられ、底まで落ちていくような印象を受けましたね。「私だけに リプライズ」では、生きる意味を見つけたエリザベートに対して、生かしてしまったことを後悔しているような印象が、強く感じられました。
エリザベートに対して、<死ねばいい!!!>と言い放つ明日海トートの、セリフの勢いと迫力に、私は恐怖を感じました。
エリザベートガラコンサート 花乃エリザベート
2014年花組公演の新人公演でエリザベートを演じていた花乃まりあさん。
このとき、次期トップ娘役として内定して、宙組から組替してきたばかりでした。
本公演では、エトワールというパレードの歌い出しを担当していましたが、その当時の公演評では、よいものではなかったようですね。
今回のガラコンサートでは、コンサートではあるものの、本公演のように、しっかりと役作りをしてきた印象を私は受けました。エリザベートの大事なナンバー「私だけに」では、高音がよく伸びて出ていて、決意を固める様子が伝わってきたように感じます。
エリザベートガラコンサート 北翔海莉フランツ
エリザベートガラコンサートの北翔海莉(ほくしょうかいり)さんが演じるフランツは、やさしい、包み込むような歌声で、とても心地よく、北翔さんの歌のうまさも相まって、聞き入ってしまいましたね。
私が個人的に気に入った場面、姿は、歳を重ねたときの背中の丸み!
姿勢ひとつで、そのときの年齢や状態を表現していることが、やはり素晴らしいなと思いました。
エリザベートガラコンサート 望海風斗ルキーニ
このコンサートの2週間前に宝塚歌劇団を退団した、望海風斗(のぞみふうと)さん。
退団後すぐの公演ということで、まだ現役のイメージが強かったこともあり、大劇場で演じている姿が目に浮かぶようでしたね。
第2幕の冒頭、「キッチュ」の場面では、アドリブも含めて、楽しそうにイキイキとされていました。
後ろで生演奏しているオーケストラの方達も、望海さんのアドリブを受けて、ノリノリで演奏されていたのが、私にとっては印象的な場面でしたね。
エリザベートガラコンサート 見ごたえシーン!
私にとって見ごたえがあったシーンをご紹介します。
フランツ・ヨーゼフとエリザベートが、これから愛を育もうと二人で誓い合うシーン・ナンバー
こちらの場面は、北翔海莉さんと花乃まりあさんの声が合っていて、初々しい感じや二人が心を通わせていくことが、伝わってきました。
「私が踊る時」
明日海りお・花乃まりあ、元トップコンビを久しぶりに見ることができましたね。
正直なところ、当時の2人の雰囲気はあまりよいものには感じられなかったんですよね。
今回のガラ・コンサートでは、当時の雰囲気とは少し違っていて、退団したからこそ、お互いによい距離感と関係性で、演じることができていたのかなと感じました。
マダム・ヴォルフの大月さゆさん
マダム・ヴォルフを演じた大月さゆさん。明日海りおさん、望海風斗さんと同じ89期生。
大月さんのマダム・ヴォルフは、地声の迫力があり、すごく圧力を感じましたね。
また、望海風斗ルキーニとの同期の並び。
大月さんが在籍した当時は、花組と雪組で、組が違っていたので、この並びが見られるのは、退団したからこそですね。
明日海トートと北翔ルキーニが対峙するシーン
二人が思いをぶつけ合って、エリザベートへの思いの強さが激しさとなって表現されていました。まわりの方々の声の厚みと相まって、この2人の対峙するシーン、ナンバーは、鳥肌がたちました。
最後の挨拶(パレード)の場面
明日海さんが出演者のみなさんそれぞれと、笑顔でアイコンタクト!
大劇場の公演でも、トップスターさんが組子さん達とアイコンタクトする場面って、なんだか信頼関係が見える感じがするので、私はアイコンタクトをしている生徒さん達を見るのが好きなんですよね。
大劇場の公演でも、ショーの最後のパレードの場面は、ぜひ、トップスターさんと組子のみなさんとのアイコンタクトを見て欲しいですね!
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