こんにちは。
宝塚ファン歴30年、ヅカちゃんです。
今回は、宝塚歌劇を徹底解剖！
演出家の先生についてのお話です。
宝塚歌劇では、１年を通して、本拠地宝塚大劇場をはじめ、全国津々浦々、大小さまざまな場所で、数多くの公演が行われています。
そんな宝塚歌劇の公演を語るうえで欠かせないのが、演出家！
宝塚には、たくさんの演出家の先生が在籍されています。
私は、演目で観劇を決めることが多いので、公演スケジュールと演目が発表されるとき、どの先生が演出を担当されるのかも気になるところです。
私は、お芝居、ミュージカル作品も好きなのですが、やっぱり、レビュー・ショー推しです。
タカラヅカといえば、なんといっても、絢爛豪華な舞台！
スパンコールのついたきらびやかな衣装で、歌ったり、踊ったりする場面が繰り広げられる、レビューやショーは、タカラヅカならでは！ですよね。
今回は、私、ヅカちゃんの、おすすめのレビュー・ショーの演出家の先生、そして過去10年のなかの、おすすめをご紹介したいと思います。
- 【宝塚 演出家のおすすめ】
- 【宝塚 演出家のおすすめ】 中村暁（なかむらさとる）先生
- 【宝塚 中村暁先生が演出】霧矢大夢主演！ Dance Romanesque（ダンスロマネスク） (２０１１年 月組公演）
- 【宝塚 演出家のおすすめ】 中村一徳（なかむらかずのり）先生
- 【宝塚 中村 一徳先生が演出】 望海風斗主演！Music Revolution！（ミュージックレボリューション）(２０１９年 雪組公演）
- 【宝塚 演出家のおすすめ】 藤井大介先生
- 【宝塚 藤井大介先生の演出】真飛聖主演！EXCITER！！(２００９年初演）
- 【宝塚 藤井大介先生の演出】 壮一帆主演！CONGRATULATIONS 宝塚！（2013年 雪組公演）
- 【宝塚 演出家のおすすめ】 稲葉太地先生
- 【宝塚 演出家のおすすめ】 齋藤吉正先生
- 【宝塚 演出家のおすすめ】 野口幸作先生
- 【宝塚 野口幸作先生の演出】トップスター北翔海莉が八面六臂の大活躍！さらに、１０２人の圧巻のロケットがみどころ！２０１６年星組公演「THE ENTERTAINER！」。現星組トップコンビ礼真琴・舞空瞳の出会いの公演！
- 【宝塚 野口幸作先生の演出】 トップスター明日海りおさんと花組の魅力がてんこ盛り！２０１８年花組公演「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」
【宝塚 演出家のおすすめ】
おすすめの先生を紹介しようと、意気込んでこの記事を書き始めてみたものの、気に入った作品が多すぎて、先生を絞り込むことができないと気づきました。
ですので、個人的に印象的だった作品と先生をピックアップしてみることにしました。
【宝塚 演出家のおすすめ】 中村暁（なかむらさとる）先生
宝塚歌劇に所属されている演出家、中村先生はお二人いらっしゃいます。
そのお一方が、中村暁先生。
私が、中村暁先生をおすすめする理由は、宝塚らしさを感じられるショーだからです。
演出に【客席降り】があるから。
客席降りとは、演出の方法の1つで、演者である生徒さんたちが客席の通路まで降りてきて、歌ったり、踊ったりしてくれる演出です。
至近距離で見ることができ、運が良ければ、生徒さんとアイコンタクトやタッチができるという演出！！
最近は、新型コロナウイルスの感染対策のため、この演出がなされていないのがとても残念でなりません・・・。
【宝塚 中村暁先生が演出】霧矢大夢主演！ Dance Romanesque（ダンスロマネスク） (２０１１年 月組公演）
【宝塚 演出家のおすすめ】 中村一徳（なかむらかずのり）先生
宝塚歌劇に所属されている演出家、お二人いる中村先生のうち、もうお一方が、中村一徳先生です。
私が、中村一徳先生のショーをおすすめするのは、ザ・宝塚！といった、典型的なショーだと感じるからです。
中村先生のショーのおおよその流れは、
・プロローグ
・トップや２番手、３番手が中心に歌い踊る場面
・全員出演の中詰
・ラインダンス
・フィナーレ
・男役の群舞
・トップコンビのデュエットダンス
・パレード
このような流れで進んでいき、ショーのテーマや組の特色に合わせて、各場面の順番が入れ替えてあるような印象です。
このように、中村一徳先生のショーは、ほとんど型が決まっています。
型があるから、だいたいの流れが把握でき、安心してみることができるショーばかり。
宝塚が初めて、という方にとっては、見やすいショーが多いと思います。
また、中村一徳先生のショーは、主題歌が覚えやすいんですよね。
一度聞いたら、頭から離れない、中毒性がある主題歌です（笑）
やっぱり、宝塚のショーというと、公演の帰りについ口ずさんでしまうほど、印象に残る主題歌があります。
幕開きのプロローグから、中詰やフィナーレ、パレードといった複数の場面で使用されるのが主題歌です。
中村一徳先生の歌詞は、その組や生徒さんへの愛が、特に強く感じられる歌詞なんですよね。
中村一徳先生が担当された作品で、おすすめのものは、この２作品。
・My Dream TAKARAZUKA(2014年 雪組公演)
・Music Revolution！(2019年 雪組公演）
【宝塚 中村 一徳 先生が演出】 壮一帆退団公演！My Dream TAKARAZUKA（マイドリームたからづか）(２０１４年 雪組公演)
【宝塚 中村 一徳先生が演出】 望海風斗主演！Music Revolution！（ミュージックレボリューション）(２０１９年 雪組公演）
ゲキちゃんが何度も見ているらしい、「 Music Revolution！ 」は本当にすごい作品ですよね。
それぞれの場面、スポットがあたるシーンがしっかり与えられているのが、中村一徳先生の特徴ですね。
【宝塚 演出家のおすすめ】 藤井大介先生
【宝塚 藤井大介先生の演出】真飛聖主演！EXCITER！！(２００９年初演）
過去１０年の大劇場作品に限ると、このショーは除外されるのですが、この１０年近くの間に、３度も再演されていることを考えると、外さずにはいられませんでした。
（２０１０年 ２０１７年 ２０１８年に花組にて再演)
近年の花組において、ショーの代表作は、この「EXCITER！！」であることは間違いないですね！
2017年には、当時の花組トップの明日海りおさん。そして、2018年には、当時二番手でトップ確定していた柚香光さんが主役を務めて、またよかったですね。
初演は、当時のトップスター真飛聖（まとぶせい）さん。
星組出身で、組替えを経験して、花組のトップスターとなった方です。
星組といえば、男役の熱さと濃さ。
下級生時代を過ごした星組のエッセンスが、花組の男役のかっこよさがうまくマッチしているのが感じられる作品です。
ちなみに、私は、娘役さんが好きなので、娘役さんにスポットライトが当たる場面があるの公演が特に好きなんです。
このEXCITER！！では、プロローグ後にトップ娘役１人で歌う場面があります。
その歌詞が、公演ごとに変化しているのもポイントです。
この歌詞は、おそらく、そのときのトップ娘役さんに当てた歌詞になっていると思われます。
初演時のトップ娘役は、桜乃彩音（さくらのあやね）さん。
男役さんに寄り添う、可憐な印象の娘役さんが、ウインクをバチっとしながら、かっこよく歌い踊る姿のギャップがなんとも言えません。
また、この場面でいうと、２０１８年全国ツアー公演のときのトップ娘役、仙名彩世さんの場面もいいんですよね。
初演の２００９年のときには、最下級生に近かった仙名さん。
このとき、トップ娘役である桜乃彩音さんの背中を見て、学び、育ってきたはずです。
下級生時代の憧れの存在であるトップ娘役さんと同じ役を、時を経て演じることができたということは、感慨深いものだったんじゃないか、と思います。
【宝塚 藤井大介先生の演出】 壮一帆主演！CONGRATULATIONS 宝塚！（2013年 雪組公演）
２０１３年、宝塚大劇場の最後の公演で、２０１４年、年初の東京宝塚劇場で上演されたのが、「CONGRATULATIONS 宝塚！（コングラッチュレーションズ たからづか）」。
宝塚１００周年の前祝いのようなショー作品です。
こちらの公演は、すべての場面が、プロローグや中詰といった、ショーの盛り上がる場面が詰め込まれた、息つく暇もないほど全速力で進んでいくショーです。
ショーの最後のパレードでは、シャンシャンと呼ばれる、出演者全員が持っている小道具があるのですが、こちらの作品のシャンシャンは、なんとタンバリン！
タンバリンをたたいたり、振ったりしながら、階段を降り、銀橋でご挨拶をするみなさんをみていると、見ているこちら側も、テンションがあがりました。
【宝塚 演出家のおすすめ】 稲葉太地先生
Mr.Swing！(2013年 花組公演)
パッショネイト宝塚！（２０１４年 星組公演）
【宝塚 演出家のおすすめ】 齋藤吉正先生
Misty Station −霧の終着駅− (２０１２年 月組公演)
La Esmeralda（ラ エスメラルダ） (２０１５年 雪組公演)
【宝塚 演出家のおすすめ】 野口幸作先生
THE ENTERTAINER！(２０１６年 星組公演)
BEAUTIFUL GARDEN(２０１８年 花組公演)
【宝塚 野口幸作先生の演出】トップスター北翔海莉が八面六臂の大活躍！さらに、１０２人の圧巻のロケットがみどころ！２０１６年星組公演「THE ENTERTAINER！」。現星組トップコンビ礼真琴・舞空瞳の出会いの公演！
２０１６年星組公演 ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER！」
「究極のエンターテイナー」北翔海莉率いる星組の魅力を余すところなく見せる、華麗多彩なショー作品。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/die_fledermaus/info.htmlより
日常を忘れさせ、観客に最高の感動を与える者「ENTERTAINER」をテーマに、ジャズ・クラシック・ポップスなど様々な名曲を現代的にアレンジし、心躍る場面の数々で構成した新時代のエンターテインメント・ショーをお届け致します。
当時の星組トップスター
【宝塚 野口幸作先生の演出】 トップスター明日海りおさんと花組の魅力がてんこ盛り！２０１８年花組公演「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」
２０１８年 花組公演 ショー・スペクタキュラー 「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」
百花繚乱、色とりどりの花が咲き薫る永遠の花園、タカラヅカ。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2018/messiah/index.htmlより
そのなかでもひときわ美しく大輪の花を咲かせる明日海りお率いる、比類なき美の宝庫・花組の魅力の全てを盛り込み、「花美男子（HANAOTOKO／ハナオトコ）」の誘惑に心ときめき、「花美乙女（HANAOTOME／ハナオトメ）」の優美な姿に酔いしれる、絢爛豪華で大人の雰囲気のショー作品。
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