花組元禄バロックロック あらすじ!キャスト!星風まどかトップ娘役就任、水美舞斗二番目!音くり寿のツナヨシ最高!

元禄バロックロック

こんにちは、ゲキちゃんです。
行ってきました。「元禄バロックロック」すごくよかったです。

水美舞斗さんが、二番手に上がったのではと解説してきたのですが、
今回は残念ながら、羽が小さく、正式な二番手とはなりませんでした。

それでも、今回の宝塚歌劇団の花組の元禄バロックロック、Fascinationは近年の中でも、
傑作中の傑作、劇+ショーと構成の中では、ほんと、トップスター、柚香光さんの最高傑作というべきものなんではないでしょうか。

その理由として、花組トップスターの柚香礼さん、二番目の水美舞斗さん、三番目の永久輝せあさん、四番目の聖乃あすかさんと、娘役トップの星風まどかさん、娘役実質二番目の音くり寿さんの息があってきたこと。

何より、瀬戸かずやさんが退団されて、そして、「銀ちゃんの恋」で人気を確認し、二番目としてあがってきた「水美舞斗」さん。ここ大きかったですね。専科入りや、他の組に移動もささやかれてきたけれど、とりあえずは、数回は花組に残りそうな雰囲気がでているのが大きい。

さらに、今回は、三井住友VISAカードスポンサーの永久輝せあさんが、本領発揮。やはり、ショーは中村先生との相性がよいのか?雪組時代の、輝かしい、勢いのある永久輝せあさんが観れたというのが大きい。キレキレのダンスに、歌声。朝美絢さんを追い詰めた、あの勢いが戻ってきたのが大きいですね。花組にきて、本当にスポンサーがついて、この後の花組トップでいいのか?そんな声もきこえていた中の、今回の活躍は非常に大きいですね。

そして、今回は、音くり寿さんが輝きに輝いていること。元禄バロックロックでは、ツナヨシの役を見事に演じて、かわいいさ。純粋無垢なツナヨシ。生類憐みの令を出し、戦争の世を真の意味で終わらせた、徳川綱吉像がなんとも、かわいいらしい形で、表現されていて、きゅーんとなりながら見てしまいました。

いやぁ、もうこれ傑作ですよ。何度も見たい、そんな演目でしたね。

元禄バロックロック あらすじとストーリー

元禄バロックロックのあらすじは、公式ページをみるとこのようにありますね。

三井住友VISAカード シアター
忠臣蔵ファンタジー
『元禄バロックロック』
作・演出/谷 貴矢
花、咲き乱れる国際都市、エド。そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
元赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていたが、ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する。時計を利用し博打で大儲け、大金を手にしてすっかり人が変わってしまったのだ。我が世の春を謳歌するクロノスケであったが、女性関係だけは何故か時計が誤作動し、どうにも上手くいかない。その様子を見ながら妖しく微笑む女性が一人。彼女は自らをキラと名乗り、賭場の主であるという。クロノスケは次第に彼女の美しさに溺れ、爛れた愛を紡いでいくのだった。
一方、クロノスケの元へ、元赤穂藩家老クラノスケが訪ねてくる。コウズケノスケとの遺恨により切腹した主君、タクミノカミの仇を討つために協力してほしい、と頼みに来たのだ。だがそこにいたのは、かつての誠実な姿からは見る影も無くなってしまったクロノスケだった。時を巻き戻したいと嘆くクラノスケに、時計を握りしめ胸の奥が痛むクロノスケ。だが、次の言葉で表情が一変する。コウズケノスケには、キラと言う女の隠し子がいることを突き止めたと言うのだった・・・。
元禄時代に起きた実話をもとに、様々なフィクションを取り入れ紡がれてきた、忠臣蔵。古来より普遍的に愛されているこの物語を、愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇として、エンタメ感たっぷりにお送りします。
クロノスケとキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく。バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク。
この公演は、演出家・谷貴矢の宝塚大劇場デビュー作となります。

いやぁ、まさに元禄バロックロック。赤穂浪士、忠臣蔵ファンタジーにふさわしい内容でした。

ストーリーの流れはこんな流れですね。

緊急性:クロノスケ(柚香光)の主君、タクミノカミ(聖乃あすか)が、エド幕府の寵臣コウズケノスケ(水美舞斗)に、陥れられて、切腹となってしまう。赤穂藩はおとり潰しとなり、クロノスケも浪人となり、時計研究に勤しむ。主君タクミノカミが描いていた、「時を戻せる時計」。この時計を作り、戦国の世をあの平和だったころに戻せたらと願う。

出会い:クロノスケは、時計を研究し、ほんの少しだけ時を戻せる時計を開発することに成功。ただポンコツで未完成。時を戻せるときと、戻せないときがある。そんなときに、一人の心惹かれる女性に出会う。その人の名を「キラ(星風まどか)」という。

問題と力:同じころ、赤穂浪士の家老であったクラノスケは、コウズケノスケとの遺恨により切腹したタクミノカミの無念を晴らすため、仇討ちの計画を進めていた。ただし、密偵や偵察も多く、クラノスケ(永久輝せあ)は、酒とギャンブルにハマって落ちぶれたようにみせていた。そんなときに、クロノスケとクラノスケは賭博場で偶然出会う。そして、クラノスケはクロノスケの家へ招かれて、仇討ちの計画を打ち明けられ、仲間に加わらないかと誘われる。そんな中、コウズケノスケには、一人の愛娘がいることを知らされる。それは、「キラ」という。

仲間:「キラ」の秘密を知った、クロノスケはキラの元にいく。そして、その真相を聞くが、「キラ」はただ私だけを見て愛してほしい。私を信じてほしいと伝えられる。

新しい力:キラというパートナーを得て、クロノスケは、そのまま賭博場に居座るようになる。まるでそれは、ヒモ。そんな中、コウズノスケの忍びと、クラノスケの赤穂浪士のメンバーに、追われることになる。二人は落ち延び、そして、花火が上がる空を見て、キラは、クロノスケに真相を明かす。

最大の難関:真相をしったクロノスケは、この醜い争いを止めるために、ある策略を考える。

新しい世界:クラノスケ対コズノスケ、すべての因果がぶつかりあったそのとき、将軍ツナヨシ公( 音くり寿 )が現れる。そして、将軍ツナヨシ公が驚きの解決案を示す。

※一部ネタバレになりますが、肝心の部分はわからないように^^また公演が終わったら明らかにしますね。

元禄バロックロックの主要キャスト

元禄バロックロックで主要キャストは、時計職人クロノスケ(柚香光)、エド幕府の寵臣コウズケノスケ(水美舞斗)、元赤穂藩家老クロノスケ(永久輝せあ)、赤穂藩藩主タクミノカミ(聖乃あすか)、、 謎の女性キラ(星風まどか)、将軍ツナヨシ公( 音くり寿 ) 、ヨシヤス(優波彗)、ツバキ(星空美咲)、ケイショウイン(美風舞良)。

時計職人クロノスケ(柚香光-トップスター)
元赤穂藩士、亡き主君タクノミカミを思い、平和の世の中を実現するため、時を戻せる時計を開発している。

謎の女性キラ(星風まどか-トップ娘役)
賭博場に現れる、謎の美女。実は、コウズケノスケの隠し子。さらに、秘密を抱えている。
クロノスケに、意味深なことをつげ、ミューズのように、クロノスケの運命を導いていく。

エド幕府の寵臣コウズケノスケ(水美舞斗-二番目)
吉良義央、吉良上野介が元。幕府の高家として、寵臣として仕えた。
幕府に対して強い野心を抱いており、その野望のために、何かを企んでいる。

元赤穂藩家老クロノスケ(永久輝せあ-三番目)
大石蔵之介が元。赤穂藩の家老として、主君に仕える。主君タクミノカミ死後は、その無念を晴らすために、仇討ちの計画を立てる。

赤穂藩藩主タクミノカミ(聖乃あすか-四番目?)
赤穂藩藩主浅野長矩、 浅野内匠頭が元。
本編では、時計職人として描かれ、稀代の天才時計職人だったことが描かれている。

元禄バロックロックの見どころは、やはり、水美舞斗さんと、永久輝せあさんに有り!

元禄バロックロックで、水美舞斗さんは、コウズケノスケを演じ、永久輝せあさんは、クラノスケ。二人は当然ながら、今二番目、三番目と次のトップスターを争っている。次期は順当にいけば、間違いなく、永久輝せあさんなんだけど、やっぱり、水美舞斗さんの人気も高いのですよね。今回は、赤穂浪士をモデルにした、忠臣蔵をベースにしているから、二人の争いは必須なんですよね。

今回みた大劇場公演では、「銀ちゃんの恋」で少し疲れの残る水美舞斗さんと、しっかり万全がきせた、永久輝せあさんでは、一つ一つのキレが、永久輝せあさんの分配があがった印象。私は水美舞斗さん推しなので、正直もっとキレキレの水美舞斗さんがみたかったけれど、永久輝せあさんが、ほんと状態よかったんですよね。ジャンプ、一つ一つの動き、ステップ、演技。どれ見てもすごく印象の残る感じでした。雪組時代の永久輝せあさんがようやく戻ってきた。そんな印象でしたね。

元禄バロックロック 聖乃あすかのタクノカミに注目。

柚香礼さんの後は、マイティこと水美舞斗さんになるのか?それとも三井住友VISAがつく永久輝せあさんになるのか?ここは、まだまだわからないけれど、ヅカちゃんがあげているように、大阪万博前後でのトップでは、間違いなく、聖乃あすかさんになりそう。

今回は、100期の星風まどかさんが、花組の娘役トップに就任されることもあって、同期の聖乃あすかさん、音くる寿さんどうなるのって思ったけど、いやぁ、とにかくカッコいいのよ。聖乃あすかさん。

花より団子ぐらいから、推しがどんどんましたけれど、今作で、またファンが増えたんじゃないかな。見事に、タクノカミ、そして、その弟君のダイガクを演じきった印象。ダンスはもう少しな印象だけど、演技に、男役としての動き、歌と、花組の次は聖乃あすかさんでいく感でる演目でしたね。

元禄バロックロック 水美舞斗さんと永久輝せあさんは仲が悪い?犬猿の仲?ネタバレ注意

今回の元禄バロックロックと、ザ・ファシネイションで気になったのは、いろんな相性をテストしていたように感じるのよね。演出家の谷先生がいっているように、コロナもあったので、ハッピーエンドで終わる作品。まさにそうだったんだけど、コウズノスケの水美舞斗さんと、クラノスケの永久輝せあさん。クラノスケは、コウズノスケに復讐をしたい関係だったので、なんか花組でもめていたのか?そんな予感も感じましたね。ただ、最後に、音くり寿さんのツナヨシが和解をとりあって、聖乃あすかさん演じる弟君のダイガクをもって、復興せよという形で終わっていったので、花組の中でも、和解し、聖乃あすかさんを、今後のトップに盛り立てていくのか?そんな印象もする演目でした。

元禄バロックロックで見えた花組四天王! 花組トップスターの柚香光さん、二番目の水美舞斗さん、三番目の永久輝せあさん、四番目の聖乃あすかさん

今回の元禄バロックロックは、とにかく、 花組トップスターの柚香光さん、二番目の水美舞斗さん、三番目の永久輝せあさん、四番目の聖乃あすかさん の四人がカッコイイ。花組四天王と勝手に命名しちゃうけど、花男のF4ばりに、四天王って言葉が合いそうな感じなんですよね。その後に、誰が続くのか?

元禄バロックロックは、音くり寿さん劇場!?ツナヨシ役にも注目

今回なんといっても、私的にMVPは、音ちゃん。 音くり寿さん演じるツナヨシは超キュートで、とってもかわいい。それでいて、犬を愛する心、童心がありつつ、さらに、裏ではしっかり、将軍役。五代将軍徳川綱吉もこんな感じだったのかととっても、よかったです。

そして、柳沢吉保をモデルのヨシヤス役の優波彗さんとの駆け引きも面白くてよかったです。 優波彗さんはこれで引退。もう少し見たかったところもあるけれど、本当に良き作品ってこういうんだなと思いました。

もードッカンドッカン、笑いの連鎖でほんとよかったですね。キュートで、かつ、笑いもいけるなんて、やっぱり、音くり寿さん、最高ですね。

音くり寿さんは、歌だけでなく、ダンスも、女性らしさも。ポーの一族で、明日海りおを扮するエドガーにパクっとされてしまう、音さんがこんなにも成長されるなんて。それも毎回毎回の成長。もう歌から、音くり寿さんの演技まで光り、花組にはなくてはならない、娘役となりましたね。

トップ娘役は、限りなく遠いけれど、、、、どこかで、みたい。でも、このままいい感じの娘役二番手をキープして、専科入りして、音さんをずっと見ていたいというのもありますね。

元禄バロックロック まとめ

元禄バロックロックは見るか見ないかというと、もう当然みたほうがいいです。花組のミュージカルでは、「ポーの一族」に次ぐ勢いのある作品となっています。

主要キャストがとことん、整ってきたこと。緊急事態宣言もあけて、ほんといい流れですね。

時計職人クロノスケ(柚香光)、エド幕府の寵臣コウズケノスケ(水美舞斗)、元赤穂藩家老クロノスケ(永久輝せあ)、赤穂藩藩主タクミノカミ(聖乃あすか)、、 謎の女性キラ(星風まどか)、将軍ツナヨシ公( 音くり寿 ) 、ヨシヤス(優波彗)、ツバキ(星空美咲)、ケイショウイン(美風舞良)。

このキャスト陣がほんと厚くて。花組シン時代がしっかりしてきたなぁそう印象となる作品でした。

ほんとおすすめですよ。

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