こんにちは、宝塚ファン歴30年、ヅカちゃんです。
本日のテーマは「エリザベートガラコンサート アニヴァーサリー’96星組ver.について」です。
エリザベート初演から25周年のコンサートとして、エリザベート TAKARAZUKA 25周年 スペシャル・ガラ・コンサートが、大阪と東京で公演が行われました。
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出たことで、令和3年4月25日から5月5日までの公演が中止となり、公演中止に伴い、無観客ライブ配信公演が行われ、アニヴァーサリー’96星組ver. ・アニヴァーサリー スペシャルver.が追加で開催されることが決定しました。
外出ができなくなっても、お家で公演が楽しめるようになって、ありがたいですね。
https://www.umegei.com/elisabethgala25/cast.html
●4月28日(水)12:00 アニヴァーサリー’96星組ver.
トート:麻路さき エリザベート:白城あやか フランツ・ヨーゼフ:稔幸 ルイジ・ルキーニ:湖月わたる ルドルフ:えまおゆう
●5月4日(火・祝) 17:00 アニヴァーサリー スペシャルver.
トート:望海風斗 エリザベート:〈ACT1〉夢咲ねね/〈ACT2〉明日海りお フランツ・ヨーゼフ:鳳真由 ルイジ・ルキーニ:宇月颯 ルドルフ:七海ひろき
エリザベートとは?
ミュージカル「エリザベート」は、ハプスブルク帝国 最後の皇后 エリザベートの生涯を描いたミュージカル作品です。
作 ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイで、1992年にウィーンで初演されました。
ウィーン初演以来、世界各国で上演が続けられているミュージカルです。
日本では、各国での上演に先駆け、小池修一郎の潤色・演出で、1996年宝塚歌劇団雪組にて初演。
これまでに、花・月・雪・星・宙の5組、各組で、計10バージョンが上演された、宝塚歌劇を代表する大ヒットミュージカルです。
エリザベート ガラコンサート キャスト
麻路さき・稔幸・えまおゆう・姿月あさと・和央ようか・白城あやか・湖月わたる・月影瞳・彩輝なお・安蘭けい・春野寿美礼・朝海ひかる・大空ゆうひ・瀬奈じゅん・水夏希・大鳥れい・霧矢大夢・紫城るい・北翔海莉・白羽ゆり・凰稀かなめ・朝夏まなと・夢咲ねね・望海風斗・明日海りお・蘭乃はな・愛希れいか・実咲凜音・花乃まりあ・初風緑・彩吹真央・出雲綾・嘉月絵理・越乃リュウ 他
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【特別出演】悠真倫(宝塚歌劇団 専科)
エリザベート・ガラコンサートのみどころは?
エリザベート・ガラコンサートのみどころ 楽曲について
エリザベートの楽曲は、音程の変化が多い印象です。その音程の微妙な動きで、揺れ動く心や心境の変化を歌っているのだと思います。これらの楽曲を歌うとなると、歌のトレーニングをしっかり積まないと、歌い切るのが難しいんだろうと感じますね。
ガラコンサートでは、役を演じることもありますが、楽曲を聴かせるイメージがあります。
コンサートのよさというのは、物語の楽曲をしっかり感じることにあると思います。
エリザベート・ガラコンサートのみどころ キャストの豪華さ!
90年代の宝塚歌劇、往年のスターさんを今の時代に、その当時と同じメンバーでみることができるのは、とても豪華なことですね。
宝塚歌劇では、どんなに人気の公演でも、ロングランとよばれるような、再演を繰り返すようなシステムがありません。また、毎公演、誰かが退団していくので、同じ公演を同じメンバーでみられることがないんですよね。
だからこそ、当時と同じメンバーで見られることは、贅沢に感じますし、当時を思い出し、当時に戻ったような感じにもなりますね。
さらに、今回の’96アニヴァーサリー星組ver.は、フルメイクではありませんでしたが、髪型や立居振る舞いで、それぞれの役柄の雰囲気を感じることができました。宝塚だけでなく、舞台から離れている期間が長い方もいらっしゃるなかで、こうして久しぶりに集まっても、きちんとお客様に質の高いものが提供できるのは、舞台で身につけたものが、時間が経ってもしっかり馴染んでいるからではないでしょうか。
エリザベート・ガラコンサート ライブ配信のメリット・デメリットについて
ライブ配信で感じたことは、やはり大劇場という空間の素晴らしさですね。
キャストやオーケストラの方々、多くの観客が、同じ時に、同じ空間を共有できる。そのときだからこその場のエネルギー・熱量が、感じることができますよね。
また、楽器の生音や出演者の声、空間でのさまざまな音を肌で感じることができることって、本当に貴重なことだと思います。
さらに、照明や音響、舞台装置・美術、衣装なども、その場のエネルギーをつくっているものですよね。
ですから、拍手が沸き起こらない、無観客のライブ配信を見ていると、なんだか少し寂しく感じました。キャストの方々への拍手は、観ている観客からの感謝や応援の気持ちだと思います。そういった観客のエネルギーも相まって、素晴らしい公演になるんじゃないかと思います。
大劇場で観劇する機会がある際は、ぜひ、劇場の空間、エネルギーを感じていただきたいですね!
エリザベート・ガラコンサート 追加公演 アニヴァーサリー’96星組ver.のキャスト
トート:麻路さき
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エリザベート:白城あやか
フランツ・ヨーゼフ:稔幸
ルイジ・ルキーニ:湖月わたる
ルドルフ:えまおゆう
ゾフィー:出雲綾
マックス:越乃リュウ
リヒテンシュタイン:紫城るい
少年ルドルフ:月影瞳
マダム・ヴォルフ:嘉月絵理
エリザベート・ガラコンサート アニヴァーサリー’96星組ver.のみどころは?
アニヴァーサリー’96星組ver.では、最後のアンコールの場面で、この公演が千秋楽を迎えられる方々のご挨拶がありました。
越乃リュウさん、嘉月絵理さん、出雲綾さん、紫城るいさん、月影瞳さん、湖月わたるさん。
みなさん、ファン、スタッフ、キャストすべての方への感謝の気持ちを丁寧に伝えられていました。すべてのことへの感謝を伝える。宝塚歌劇団の伝統を感じる場面でした。
エリザベート・ガラコンサート 麻路さきトートのみどころ
カーテンコール、キャストのみなさんが主題歌を歌いながらご挨拶をする場面。
キャスト一人一人としっかり目を合わせておられました。
一人一人に「今日はありがとう」そんな気持ちを伝えているんじゃないかと思いました。また、最後の挨拶の場面で、白城あやかさんが涙されていたとき、そっと腰に手をまわされていたのを見て、懐の深さや人柄のよさ、温かさを感じられました。役柄だけでなく、素の部分でも素敵なところがみられるところも、ファンが増える一員なのかもしれませんね。
エリザベート・ガラコンサート 白城あやかエリザベートのみどころ
ルドルフを亡くしたあとのシーン。ルドルフへの母としての思いが感じられるシーンです。プライベートでは、4人のお子さんがいらっしゃる、4児の母である白城あやかさん。出産・子育ての経験があるからこそ、思いが溢れるシーンなのかもしれません。
ちなみに、ご主人は、中山秀征さん。おしどり夫婦で有名ですね。
エリザベート・ガラコンサート 稔幸フランツのみどころ
年齢を重ねたあと、エリザベートに語りかけるように歌う場面。
フランツの、エリザベートに対するこれまでの思いが溢れていくような部分が、うまく表現されていたなと感じました。
エリザベート・ガラコンサート 湖月わたるルキーニ
第2幕のはじまり、キッチュのアドリブのシーン。
観客がいないなかで、画面の前にいる視聴者を気遣うような言葉かけ。ファンへの愛を感じます。
画面前で拍手したり、一緒に歌ったりして、盛り上がっていきましょう!というような声かけをしてましたよ。
エリザベート・ガラコンサート 出雲綾ゾフィー
1996年星組公演、1998年宙組公演、2つのエリザベートの公演でゾフィーを演じた出雲綾さん。2回も演じているだけに、役が馴染んでいますね。目線や小さな動きの一つ一つに、皇帝の母としての貫禄や迫力を感じました。
エリザベート・ガラコンサート その他
5月5日(水・祝)まで、残りの公演が中止されることになりましたが、無観客ライブとして配信されます。追加での配信も決定したとのことです。
残りの公演
●5月1日(土) 12:00 ’16宙組ver.(フルコスチュームバージョン)
トート:朝夏まなと エリザベート:実咲凜音 フランツ・ヨーゼフ:北翔海莉 ルイジ・ルキーニ:望海風斗 ルドルフ:蒼羽りく●5月3日(月・祝) 17:00 スペシャルver.
トート:望海風斗 エリザベート:〈ACT1〉夢咲ねね/〈ACT2〉明日海りお フランツ・ヨーゼフ:鳳真由 ルイジ・ルキーニ:宇月颯 ルドルフ:澄輝さやと●5月4日(火・祝) 17:00 スペシャルver.
トート:望海風斗 エリザベート:〈ACT1〉夢咲ねね/〈ACT2〉明日海りお フランツ・ヨーゼフ:鳳真由 ルイジ・ルキーニ:宇月颯 ルドルフ:七海ひろき●5月5日(水・祝) 13:00 スペシャルver.
https://www.umegei.com/elisabethgala25/cast.html
トート:望海風斗 エリザベート:〈ACT1〉夢咲ねね/〈ACT2〉明日海りお フランツ・ヨーゼフ:鳳真由 ルイジ・ルキーニ:宇月颯 ルドルフ:七海ひろき
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