宝塚歌劇を徹底解剖!注目の演出家、野口幸作先生

こんにちは。
宝塚ファン歴30年、ヅカちゃんです。

宝塚大劇場では、1年を通してさまざまな公演が行われています。
基本的には、新作のお芝居(ミュージカルなど)とレビュー・ショーが行われるので、公演の詳細が発表されると、どんな公演になるのか、わくわくしてきます。

次回公演の演出を担当される先生が誰になるのか。
そういったところに注目するのも、作品を選ぶうえでのポイントになりますよ。


宝塚歌劇には、たくさんの演出家の先生が在籍されていて、先生ごとにその特色、特徴、個性が発揮されます。
また、先生とトップスターさん、その組との化学反応がどう出るか、先生と各組の組み合わせによって、いろんな表情がみられるんですよね。

ヅカちゃんは、レビュー・ショー推し!
ということで、今回は、ヅカちゃんイチオシのショーの演出家の先生をご紹介します。

大劇場デビュー作品は、2016年星組公演「THE ENTERTAINER!」

2016年星組公演 ショー・スペクタキュラー「THE ENTERTAINER!」

「究極のエンターテイナー」北翔海莉率いる星組の魅力を余すところなく見せる、華麗多彩なショー作品。
日常を忘れさせ、観客に最高の感動を与える者「ENTERTAINER」をテーマに、ジャズ・クラシック・ポップスなど様々な名曲を現代的にアレンジし、心躍る場面の数々で構成した新時代のエンターテインメント・ショーをお届け致します。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/die_fledermaus/info.htmlより

トップスター北翔海莉が八面六臂の大活躍!さらに、102人の圧巻のロケットがみどころ!2016年星組公演「THE ENTERTAINER!」。現星組トップコンビ礼真琴・舞空瞳の出会いの公演!

当時の星組トップスター、北翔海莉さんが大活躍だったショー「THE ENTERTAINER!」
多趣味で有名な北翔海莉さんが、ショーのなかでタップやピアノの弾き語り、ロケット(ラインダンス)に、赤ちゃんと106歳のおじいちゃんまで演じるという(笑)・・・。
まさに、THE ENTERTAINER!という名にふさわしい活躍ぶりです。

THE ENTERTAINER!という公演は、北翔海莉さんのためのタイトルと言っても過言じゃないでしょう。

演出家の先生方は、宝塚歌劇団に所属しています。
劇団の中の先生ということで、日頃から生徒さんと接する機会が多いのでしょう。
生徒さんの特徴や長所などをしっかりと把握されていて、演出にも生かされていると思います。

この生徒をより輝かせるためには?
どんなふうに見せると、よさが際立つか?
そんな視点で演出されているのではないかと思います。

そして、トップスターさん、トップ娘役さん、2番手、3番手などの役割だけでなく、組子全員、組全体のことも考えたうえで、どうすれば組の魅力が表現されるか?といったことも演出のなかで考えられていると思います。

野口先生は、「THE ENTERTAINER!」が大劇場お披露目公演ということもあり、練りに練った構成、ファンが喜ぶ演出、伝統と昔ながらの宝塚のずいぶん力が入った作品だったんじゃないかなと思います。

2017年雪組公演 「SUPER VOYAGER!」−希望の海へ−

2017年雪組公演 レビュー・スペクタキュラー 「SUPER VOYAGER!」−希望の海へ−

「VOYAGER(ヴォイジャー/航海者)」をテーマに、望海風斗のトップスター就任と新生雪組の「船出」を盛大に祝福する颯爽絢爛なレヴュー作品。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/hikarifurumichi/index.htmlより

トップスター望海風斗(のぞみふうと)の魅力が爆発!2017年雪組公演「SUPER VOYAGER!」−希望の海へ−。望海風斗・真彩希帆トップコンビのお披露目公演!みどころは?

トップスター望海風斗とトップ娘役真彩希帆を感じる構成

宝塚のショーといえば、なんといっても主題歌。
たった1回見ただけでも、
歌詞の中に、トップスター望海風斗(のぞみふうと)さんの名前が含まれているんですよね。

望→HOPE
海→OCEAN
風→WIND
斗→BIG DIPPER(北斗七星)
というように、望海風斗さんの名前が、歌詞に散りばめられています。

花組で12年間男役としての土台、雪組に組替えし、ますます進化した男役の美学。
これからトップスターとしての航海が始まる。
大きな希望を胸に、大海原に向かって出航する、望海風斗船長の雪組の船。
新生雪組が華々しくスタートしていくことが感じられるショーになっていると思います。

2018年 花組公演 ショー・スペクタキュラー 「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」

2018年 花組公演 ショー・スペクタキュラー 「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」

百花繚乱、色とりどりの花が咲き薫る永遠の花園、タカラヅカ。
そのなかでもひときわ美しく大輪の花を咲かせる明日海りお率いる、比類なき美の宝庫・花組の魅力の全てを盛り込み、「花美男子(HANAOTOKO/ハナオトコ)」の誘惑に心ときめき、「花美乙女(HANAOTOME/ハナオトメ)」の優美な姿に酔いしれる、絢爛豪華で大人の雰囲気のショー作品。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2018/messiah/index.htmlより

トップスター明日海りおさんと花組の魅力がてんこ盛り!2018年花組公演「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」

2021年 宙組公演 タカラヅカ・スペクタキュラー「Délicieux(デリシュー)!−甘美なる巴里−」

2021年 宙組公演 タカラヅカ・スペクタキュラー「Délicieux(デリシュー)!−甘美なる巴里−」

フランス語で、“とても美味しい”を表す言葉、“Délicieux”。
いつの世も人々を魅了する“スウィーツ”をテーマにした、絢爛華麗なパリ・レヴュー。
真夜中のパリの街で道に迷いお腹をすかせた美少女ラ・フルールが古びたパティスリー(洋菓子店)に足を踏み入れると、甘い香りと共に美男子パティシエ、ル・ヴォンが登場。ラ・フルールはル・ヴォンに誘われ、究極のスウィーツを求めてベルエポックからレザネフォルを始めとした古き良き時代のパリを魅惑の音楽と共に巡ります。
真風涼帆と潤花の新トップコンビを中心とした宙組がお届けする、スウィーツのように甘美な夢のひと時をお楽しみください。なお、この作品の宝塚大劇場公演において、第107期生が初舞台を踏みます。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/sherlockholmes/index.htmlより

宝塚歌劇を徹底解剖!注目の演出家、野口幸作先生についてのまとめ

2016年の大劇場デビュー以来、毎年のようにショー(レビュー)作品を演出されている野口幸作先生。
どの公演も、トップスターさんをより輝かせるためのアイデアや演出、さらに、組の一体感やパワーが感じられる演出の数々。

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