こんにちは、ヅカちゃんです。
宙組トップコンビ、真風涼帆さん&潤花さんの同時退団が発表されましたね。
真風さんは、入団17年目、5組のトップの中では最上級生です。
就任から5年以上が経過していたこともあり、そろそろ退団だろうなと予想してましたが、やはり次回作『カジノ・ロワイヤル』での退団となりました。
心の準備はしていたものの、いざ、正式な発表、会見をみると、寂しさを覚えます。。。
真風涼帆の経歴
真風さんは2006年初舞台の92期生。
星組に配属され、新人公演では5回も主演を務めています。
2015年に宙組へ組替え。
2017年、朝夏まなとさんからトップスターを引き継ぎました。
トップ在任は、5年7か月。
真風さんよりも長い期間、トップスターを務めたのは、平成以降では二人ですね。
真風さんと同じく、宙組でトップを務めた・和央ようかさんが6年1か月。
元星組トップスター・柚希礼音さんが6年です。
個人的に、もう少し早い時期に退団かな、と思っていましたが、やはり、コロナ禍もあり、当初より少し長めの在任期間となったようですね。
また、真風さんのトップとしての公演は9作となり、柚希礼音さんの11作、和央ようかさん、元花組トップ明日海りおさんの10作に次ぐ作品数になります。
余談ですが、現在の公演スケジュールは、一作品につき1ヶ月が基本です。
これは2009年から定着し、全組が年に2回の大劇場公演を行うようになりました。
2009年以前は、一作につき1ヶ月半の公演期間であったため、大劇場公演が年に1回という組がありました。
トップの在任期間と作品数にバラツキがみられるのは、この影響が考えられます。
真風さんの主演作品には、Never Say goodbyeやオーシャンズ11のように、初舞台の作品や新人公演主演作品といった、縁のある作品の再演がありました。
縁のある作品は、下級生時代から応援しているファンには胸熱ですよね。
男役としての経験を積んだ姿、成長や進化が感じられますからね。
もちろん、再演の作品だけでなく、フライングサパ、High&Lowなど、新たな試みの作品もありました。
新たなことにもどんどんチャレンジする姿は、現状に満足しない、男役を突き詰めようとする姿勢の表れだと感じます。
さらに、真風さんは、175センチの長身、体格を生かしたスケールの大きさ、学年があがるごとに、大人の色気をより感じるようになりました。
トップとしての経験を重ねるごとに、包容力も増して、男役をどんどん深めていってるのが印象的です。
退団公演は、ジェームス・ボンド。
男役像をどこまで突き詰め、仕上げていくのか。
期待が止まらないですね。
潤花も同時退団
潤花さんは2016年初舞台の第102期生。
雪組に配属後、新人公演やバウホール公演のヒロインに抜擢。
2021年宙組に組替え。
星風まどかさん(現花組トップ娘役)の後任として、トップ娘役に就任しました。
潤花さんは、そこにいるだけで、まわりが明るく照らされるような、明るく華やかな印象です。
また、どんなことにも全力でぶつかるぞ!という意気込み、思い切りのよさが前面に出ているような印象もあります。
懸命な潤花さんを、優しく見守り、受け止める真風涼帆さん。
素敵なトップコンビだったなと思います。
相手役真風さんからプレゼントされたアクセサリーを身につけ、さらに、真風さんからのアドバイスで、白のロングドレスを着て、退団会見に臨んだ潤花さん。
また、真風さんとのお披露目公演で、同時退団(添い遂げ退団)することを決めていた、という話。
この2つのエピソードが、潤花さんの真風さん愛の強さを物語っているなと、微笑ましく感じました。
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